徒歩で30分。クルマで5分程度で行ける場所です。
もし朝のジョギングやトレーニングを兼ねた観光を
考えている方には最適な場所なので、検討してみてください。
漁師の町でもあるここ館山の洲崎では、漁師にとって漁業の神であり、
船乗りにとって航海の神として祀られた、天比理刀咩命(あまごひりのめのみこと)と
言われる女神様なのです。
御手洗山の中腹に鎮座した洲崎神社は、神武天皇の時代から崇められている
由緒正しい神社で、結婚や恋愛、安産などにご利益があると言われています。
また、南房総の地域にある神社の中でもパワースポットとして、多くの観光客が参拝されています。
手水舎で手を洗ってから参拝に向かいましょう。立派な手水石の横には、
手を拭くタオルがかかっています。私はハンカチやタオルを脇や膝で挟んで手を洗うのが、
苦手なので、タオルが用意されているのは、ちょっぴり嬉しいです。
手水の作法
1 鳥居の前で一礼する 神社の入り口の鳥居の前で一礼(軽いおじぎ)をします。 …
2 手水舎で手を清める ~手洗いの作法~ 参道の途中にある手水舎で手を清めます。 …
3 神社の拝殿にお参りをする 手水舎で身体を清めた後は拝殿にお参りをします。
結構な急勾配の石段が、なんと148段もあります。
館山リトリートから2km走ってからの148段は、かなり下半身にきます。
短いようで長いこの石段を駆け上がると、それだけで心が浄化された気分に満たされます。
途中で休むことなく一気に登ってしっかり厄を落としましょう。笑
石段を登りきると本殿があるので、まずはここで参拝しましょう。
本殿の左手の通路を真っ直ぐ進んでいきます。
生い茂る常緑広葉樹の自然林を抜けると、その先に鳥居が見えてきます。
ここは、富士見鳥居と言われ、空気が澄んでいる日は鳥居の先に富士山がみられます。
私が参拝したときはあいにくの天気でしたが、海を一望できるスポットとして、
一見の価値ありです。幸せの鐘を鳴らして帰ります。
昨年と今年は8月21日ですが、毎年8月の20~22日頃に開催される、年に一度の祭礼の日です。
境内では、洲崎踊り(ミノコオドリ)と言われる、女児が輪になって踊る儀式があり、
踊りが終わるとお神輿の渡卸が始まります。
傾斜約30度の急勾配の石段148段を御神輿が降りてきます。この石段は厄払い坂とも呼ばれ、
1段1段、厄を払い、右へ左へ神輿が揉まれながら降りてくる姿は圧巻です。
夏休み期間に開催されるので、館山へお越しの際は、ぜひ一度、生でこの迫力を味わってみてください。