とは言え、なんとかなるはずの火おこしが上手くいかないことってありますよね。せっかくの合宿や研修旅行を楽しむために、火おこしのコツを簡単にご紹介していきます。施設内にはチャコスタと呼ばれる簡易火おこし器があるので、そちらを活用ください。今回は七輪での火おこし手順をご案内しますが、基本的にやり方は同じです。
※炭と着火剤は、お客様にご用意いただいております。
着火剤は、文化たきつけをオススメします。
こちら一袋200円程度で買えるのでとてもリーズナブルなのに、しっかり仕事をしてくれます。
では早速火おこしを始めましょう。
まずはチャコスタの中に着火剤を一つか二ついれます。適当に置くだけです
着火剤に接触するように小さな炭のかけらを置いていきます。炭の箱を開けると、だいたい下の方に細かくボロボロになった炭があるので、カケラたちを乗せましょう。
※手が真っ黒になるので軍手必須です。
少し大きめの炭を並べていきます。チャコスタは煙突状になっているので、差し込んでいく感じです。ギッシリ詰め込んでも大丈夫です。これでスタンバイOK
チャコスタを持ち上げて、ライターで着火剤に火をつけます。すぐに引火するはずなので、ついたことが確認できたらチャコスタをバーベキューコンロの下側の網(ロストル)の上に置きます。
このまま20分前後放置していると、勝手に下部から火がついて全体的に炭に火がついてきます。放置タイムに焼くものを揃えたり解凍したお肉に下味をつけたりして効率よく時間を使ってください。
炭の出来上がりの合図は、表面が白くなった時です。チャコスタの中では真っ赤にメラメラと火が起こっているからと、早めにチャコスタの炭をコンロに撒いてしまうと、仕上がりが甘いこともありますので、7割くらいは白くなったかな?と思うくらいまで待ってから、コンロへ敷いていきましょう。
7.チンチンに仕上がった炭
写真のような感じに白くなったら完成です。早速、アミを乗せてお肉を焼き始めましょう!!
コンロが大きい場合でも、この炭の種と接触させていけば、次々と炭に火がつくので、
適当に乗せていきましょう。
注意:炭が多すぎて白くなっているのに炎が立った状態が続くと、火力が強すぎて表面が焦げ、中が半生…という状態になる場合もあります。
注意:脂分が多いお肉を焼くとすぐ油が滴り、ファイヤーしてしまうので炭の量と火力に注意しましょう。