年末年始は風の出る日もありましたが、
館山は天候にも恵まれ、暖かい日が続いております。
暖かさに誘われ、庭先のカンツバキには
今日もミツバチが訪れていました。
当館に飛来したミツバチがどうかは分かりませんが、
年末になり気温が下がりはじめると、
南房総地域には、越冬のために北海道や東北地方を
中心とした寒冷地から、多くの養蜂箱が引越を
してきます。
通常、気温が低下し風も強まるこの時期には、
ミツバチも巣箱の中で暖を取り、身を寄せ合って過ごす
らしいのですが、1月に入っても、太陽が顔を出せば
ポカポカ陽気の館山では、春先の繁殖期を見据え、
腹をすかせたミツバチが元気に飛び回ります。
キャンペーン中のいちご農園も、受粉にはミツバチを
利用しています。
ミツバチ達がいなければ、イチゴに実はつきません。
ハウスの中で大きくなったイチゴを摘みながら、
小さな働き者の姿も探してみてくださいね。
そんな館山周辺には地元で養蜂を営む養蜂家さんも
たくさんいらっしゃいます。
菜の花やびわの花から、ミツバチが一生懸命集めた
ハチミツは、館山の名産品でもあります。
市内にある『蜂の駅ひふみ養蜂園』さんでは、
ハチミツのお土産品の販売だけではなく、併設した
Caféでハチミツを使った体に美味しい料理も
提供しています。
また、みつろうのキャンドル作り体験などもできます
ので、近くをお通りの際には覗いてみてはいかがで
しょうか?
(ひふみ養蜂園:当館よりお車で18分)
また君津の『はちみつ工房』さんでは、
実際に飼育されている巣箱の中を見ていただきながら、
スタッフのはちみつ王子さんが、ハチミツが
できるまでの工程を詳しく説明してくれる体験企画や
ハチミツ作り体験を楽しむことができます。
はちみつ王子(おじさん)に会ってみたい方は、
是非お問い合わせください。
(はちみつ工房:君津ICよりお車で10分)
まだまだ本格的な寒さはこれからですが、
ミツバチの舞う、暖かい房総へ是非お越しください。